能越の震災復興〜ひみ里山スギ板倉の家プロジェクト〜

Vol.8

ひみ里山スギ板倉の家を知る2days「day1 竣工見学会・板倉フォラム」を開催しました

2025.05.12

2025年5月10日(土)にひみ里山スギ板倉の家を知る2daysのday1として竣工見学会とプロジェクトの関係者が登壇する板倉フォラムを開催しました。

午前の竣工見学会では今までワークショップに来てくれていた方や、板倉建築協会の方など沢山の方が来られました。縁側で談笑する姿など見られたり、このまま泊まっていきたいなどの声も上がっていたり、板倉の家の居心地の良さや温かさを実感しました。

今回、今までに行ったワークショップで制作した漆塗りの板が実際にキッチンと洗面所に使われ、障子を貼った建具が入っているところを初めて見ました。実際ワークショップに参加したのもあり空間の温かみが増して感じられ、また空間が締まっているようにも感じ、より素敵なお家となっていました。

午後の板倉建築協会の総会と共に行われた板倉フォラムでは里山建築研究所の居島さん、施主の荒井さん、岸田木材の岸田会長、ミヅホ建設の長森さん、籔谷先生が登壇し、それぞれの立場からプロジェクトについてお話をしてくださいました。

よりプロジェクトについて深く知り、意義について再認識することができました。特に施主である荒井さんの「家を建てる際に色んな人が来て、とても楽しく一緒に笑いながら作れるのが復興の際にどれだけ癒しになるのか、経験してわかった」という言葉がすごく心に残りました。WSに参加していた時は復興の一旦を担っているという気持ちは無く、漆を塗ってみたい、障子貼ってみたいという気持ちで楽しみながらやっていたのもあり、復興のあり方の新しい形について考えるきっかけとなりました。

(文章:臼井裕理)