生きた景観マネジメントプロジェクト

Vol.2

氷見市芸術文化館で、路上ライブ・スタンプWSが開催されました!

2025.11.02

2025年11月1日(土)に氷見市芸術文化館にて、路上ライブが開催されました。本イベントは、氷見市生きた景観マネジメントプロジェクト2025年度の活動の一環として行われ、籔谷研究室ではステージと垂れ幕の設計を担当しました。当日は用意した垂れ幕に古材スタンプで立山を描く「スタンプワークショップ」も同時に開催しました。

約4時間にわたり、来場者の雰囲気に合わせてリアルタイムで選曲・演奏が行われ、ライブ感あふれる楽しい時間となりました。会場ではマルシェイベントも同時開催されており、来場者はもちろん、スタッフの方々も手拍子をしたり体を揺らしたりしているのが印象的でした。当日はあいにくの雨天でしたが、心のこもった演奏によって会場全体があたたかい雰囲気に包まれていました!

路上ライブの様子①
路上ライブの様子②

路上ライブをきっかけに、多くの方々がスタンプワークショップにも参加してくださり、幅広い年代の手によってステキな垂れ幕が出来上がりました。午後からはその垂れ幕を実際にステージに吊るし、参加者が自分のつくった垂れ幕が使われている様子を見るために再び会場を訪れるなど、両者の活気が行き来し、イベント全体の賑わいにつながっていきました。

スタンプワークショップの様子①
スタンプワークショップの様子②

垂れ幕は、氷見から見る海・立山・空の3種類の青色を使って柔らかいグラデーションになるようデザインしました。また、古材スタンプは木目の違いに加えて、押す人によって絵の具の量や力加減が変わるため、多種多様な表情が生まれます。氷見の景色を氷見の方々と描くことで、この場所らしい垂れ幕が出来上がったと思います。

2種類の垂れ幕(左:事前に用意していた垂れ幕、右:スタンプWSで完成した垂れ幕)
↑押し方によって木目の表情が変わる

今回の路上ライブでは、ライブのパフォーマンスと、舞台性を演出するステージや垂れ幕といったしつらえが、同時開催のマルシェイベントにも好影響をもたらし、会場全体の雰囲気を高めていたように感じます。今後は、このステージをより気軽に使える環境を整え、継続的に「生きた景観」が育まれることを目指していきます。

(文章:田中千晴)