日本建築学会全国大会で発表しました

2025.09.23

9月9日〜9月12日に九州大学で行われた2025年度日本建築学会全国大会で、籔谷研究室所属学生とOB・OGが発表を行いました。

籔谷研究室からは、札幌市のあけぼの団地で昨年行われたあけぼの芸術祭に関する報告が2編、あけぼの団地の集約化とコミュニティに関する発表が1編、伏木復興支援プロジェクトから2編、前年度の卒業論文を黒山さん、田中さん、長竹さん、長津さんが2編ずつ発表し、合計13編の報告となりました。

各々が念入りな発表準備を重ねて挑み、素晴らしいプレゼンテーションとなりました。また、活発な質疑応答を通して新たなご意見やアドバイスをいただくことができました!

発表①:高継年団地のコミュニティ形成に向けた実証実験「あけテラ芸術祭2024」公的集合住宅団地の集約化手法に関する研究 その11

発表②:高継年団地のコミュニティ形成に向けた実証実験「あけテラ芸術祭2024」公的集合住宅団地の集約化手法に関する研究 その12

発表③:公的集合団地集約化の実態とコミュニティへの影響に関する研究 URあけぼの団地を事例として

発表④:令和6年能登半島地震における富山県高岡市伏木地区での復興に向けた取り組み その1:集団ヒアリング調査と伏木まちづくりデザインワークショップの報告

発表⑤:令和6年能登半島地震における富山県高岡市伏木地区での復興に向けた取り組み その2:被害状況および生活状況に関するアンケート調査の報告

発表⑥:団地再生型シェア居住の共用部の利用実態 その1 SCOP TOYAMAを対象とした共用部の利用実態調査

発表⑦:団地再生型シェア居住の共用部の利用実態 その2 異なる住戸形態・団地の空間特性が共用部の利用に与える影響

発表⑧:まちに開いた家開き住宅における居住者の生活実態 その1 居住者の属性と家開き開始時の意識

発表⑨:まちに開いた家開き住宅における居住者の生活実態 その2 公開領域における生活実態と構えごとの傾向

発表⑩:富山県一般公衆浴場の運営者の運営動機と施設の社会的価値の関連 その1  対象施設と運営者の状況整理

発表⑪:富山県一般公衆浴場の運営者の運営動機と施設の社会的価値の関連 その2 運営動機による類型化と類型別社会的価値

発表⑫:イクソンドンの地区単位計画が転用韓屋の外観特性に与える影響 その1 4地域の比較によるイクソンドンの地区単位計画の特性把握

発表⑬:イクソンドンの地区単位計画が転用韓屋の外観特性に与える影響 その2 外観特性による類型化と考察

また、今回は籔谷研究室が九州に上陸!ということで、研究室のメンバーで熊本・島原へと旅に出ました!

熊本では保田窪団地や熊本地震ミュージアム、こども本の森などの建築を訪れました。

島原ではかんざらしをいただいたり、武家屋敷を見学したりした後、インターメディアさんの拠点である水脈mioで行われたトークイベントに参加しました。籔谷が登壇し、自身の取り組みについて紹介しました。

福岡ではアクロス福岡で開催されたレム・コールハースの講演会に参加したり、OB・OGと一緒に福岡グルメを満喫したりと有意義な時間を過ごすことができました!

夏の大イベントを終え、いよいよ4年生は卒業論文・制作のクライマックスに入っていきます。私も負けないように頑張っていきたいです!

(文:大塚直)